リフォーム前に確認しておくべき耐震性のチェックポイントは?

リフォーム前に確認すべき耐震性のチェックポイントは以下の通りです。

1. 建築年と耐震基準の適合状況
・1981年(昭和56年)6月以前の建物 → 旧耐震基準で建築されている可能性が高く、耐震補強が必要なケースが多い。
・2000年(平成12年)以降の建物 → 現行の耐震基準に基づいているが、確認は必須。

2. 建物の構造と劣化状況
◇木造住宅
 ・筋交い(すじかい)や耐力壁が十分か
 ・基礎(コンクリート部分)にひび割れがないか
 ・柱や梁が腐食・シロアリ被害を受けていないか

◇鉄筋コンクリート造・鉄骨造
 ・鉄筋の露出やサビがないか
 ・構造体にひび割れ(クラック)が入っていないか

3. 壁の配置バランス
・耐力壁(地震の揺れに耐える壁)がバランスよく配置されているか
・1階部分に極端に開口部(窓・ドア)が多く、壁が少なくなっていないか(※店舗併用住宅などは要注意)

4. 接合部の強度
・柱と梁の接合部が金具やボルトでしっかり固定されているか
・屋根や床が構造材と確実に接合されているか

5. 基礎の強度と状態
・布基礎(立ち上がり基礎)の場合、鉄筋が入っているか
・ベタ基礎のほうが耐震性に優れている
・基礎に沈下やひび割れがないか

6. 屋根の重さ
・瓦屋根は重いため、耐震性が低くなる場合がある
・軽量な屋根材(ガルバリウム鋼板、スレートなど)への変更を検討

7. 耐震診断の実施
・自治体の無料耐震診断を活用する
・建築士や耐震診断士に依頼し、専門的なチェックを受ける

8. 耐震補強の必要性
・上記のチェックポイントで不安がある場合、耐震補強工事を検討
・壁の補強、基礎の補修、接合部の補強などの方法がある

リフォームを行う前に、まず耐震診断を行い、必要な補強工事を検討すると安心です。