リフォームでお金をかけるべき場所とかけなくていい場所を考える際には、
「使用頻度」「耐久性」「将来的なコスト」の3つの視点が大切です。

■お金をかけるべき場所
1. 水回り（キッチン・浴室・トイレ・洗面所）
・理由：毎日使う場所で劣化が早く、不便があるとストレスが大きいため。
・おすすめの投資：設備のグレードアップ（掃除しやすい素材、省エネ性能の高い機器）

2. 断熱・省エネ対策（窓・屋根・外壁）
・理由：光熱費削減につながり、住み心地が大幅に向上するため。
・おすすめの投資：高断熱窓や二重サッシ、断熱材の強化

3. 床材・壁材（特にリビング・寝室）
・理由：毎日触れる部分なので、耐久性や快適性が重要。
・おすすめの投資：無垢材のフローリングや調湿効果のある壁材（珪藻土など）

4. 耐震補強・防犯対策
・理由：地震や犯罪リスクを考えると、安心して暮らすために必要。
・おすすめの投資：耐震補強工事、防犯ガラスや鍵の強化

■お金をかけなくていい場所
1. 過剰な設備グレードアップ（特にキッチンや浴室）
・理由：最新機能をフル装備にしても使わないことが多い。
・コストダウンのコツ：ショールームの型落ち品やシンプルな機能の製品を選ぶ

2. 造作家具や収納の作り込み
・理由：後からライフスタイルが変わる可能性がある。既製品で代用できることが多い。
・コストダウンのコツ：可動式の収納を活用する

3. 外観（見た目の装飾）
・理由：デザインよりも機能性・耐久性が重要。見た目だけの装飾にはコストをかけすぎない方が良い。
・コストダウンのコツ：シンプルなデザインにする

4. 照明の過剰なデザイン
・理由：間接照明や豪華な照明器具を入れすぎると、実際には使わないことが多い。
・コストダウンのコツ：基本はダウンライトやシンプルな照明にして、必要なら後から追加

毎日使う場所や安全性に関わる部分にはしっかり投資し、デザイン性や過剰な設備にはお金をかけすぎないのが賢いリフォームのポイントです！