高齢者向けの照明・コンセント配置の工夫は?
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カテゴリー:リフォームの豆知識
高齢者向けの住まいにおける照明やコンセントの配置は、安全性・利便性・快適性を高めるためにとても重要なポイントです。
加齢による視力や身体機能の変化を考慮し、「見やすく」「つまずかず」「届きやすい」配置に工夫を凝らすことが大切です。
【1】照明の工夫ポイント
■ 明るさは「しっかり明るく・まぶしすぎない」高齢者は暗さを感じやすくなるため、全体照明+補助照明(間接照明・足元灯)を併用。
蛍光灯よりも自然光に近いLED照明が見やすく目にも優しい。
■ 明るさのムラをなくす部屋全体が均一に照らされるよう、複数の照明を組み合わせて配置。
暗い影ができないように、キッチンや玄関の隅にもスポット照明を。
■ 自動点灯・調光機能で快適に人感センサー付き照明で、夜間のトイレや廊下の移動も安心。
起床・就寝時に便利な段階調光付き照明や、リモコン操作タイプもおすすめ。
■ 足元灯・ナイトライトの設置ベッド横、廊下、トイレ前などに足元灯を設けることで、転倒リスクを大幅に軽減できます。
【2】コンセントの配置と工夫
■ 高さは「床から40〜50cm」が基本高齢者がかがまずに使える高さに配置すると、腰や膝への負担が減ります。
掃除機や家電のコード抜き差しがラクになります。
■ 各部屋に「必要な位置と数」をベッド横(携帯・ライト用)、ソファ横(電気膝掛け・充電器用)、キッチン・洗面所(家電用)など、生活動線に沿った配置が◎。
タコ足配線を避けるためにも、数に余裕をもたせる設計が安心です。
■ 夜間にもわかるようにコンセント周辺に蓄光シールを貼る、またはLED付きの差込口を使用すると、暗い中でも位置がわかりやすくなります。
■ 緊急用設備の対応ペンダント型の緊急呼び出しボタンや、Wi-Fi接続の見守り機器を想定してコンセント位置を設けておくと安心。
【3】よくある設置箇所例(おすすめ)
玄関‥‥人感センサーライト 、靴乾燥機・空気清浄機用に壁面設置
廊下‥‥足元灯を連続配置、補助照明用・掃除機用に間隔を空けて設置
トイレ‥‥常夜灯付き照明 or 自動点灯、暖房便座や手すり一体型機器用
リビング‥‥明るめ+スタンド照明併用、ソファ横・テレビ裏・加湿器用に複数口配置
寝室‥‥間接照明+リモコン操作対応 ベッド横(スマホ・ナースコール用)に




