配管やダクトの位置を変更できないケースとは?

リフォームで配管やダクトの位置を変更できないケースは意外と多く、事前に確認しておかないと
工事が制限されることがあります。
理由は、建物の構造・共用部分・設備の制約が大きく関係しているためです。
以下に、具体的なケースと注意点をまとめます。

1. 構造上の制約がある場合

① 梁や柱の位置
建物の耐力を支える構造体(柱・梁・壁)の中を配管やダクトが通っている場合、移動できません。
無理に穴をあけると建物の強度低下につながるため、変更不可です。

② スラブ・床下の高さ
集合住宅では床スラブ内に水道・排水管が埋設されていることがあります。
厚みや高さが足りない場合、配管を移動できないことがあります。

2. 共用部分に関わる場合

① マンションの共用配管
給水管・排水管・ガス管・空調ダクトなどが専有部分外の共用部に通っている場合は変更不可
無断で変更すると、管理組合規約違反になり、原状回復を求められることもあります。

② 換気ダクト・排気口
外壁を貫通するダクトや換気経路は、建物全体の性能に関わるため、移動できないことがあります。

3. 設備の物理的制約

① 給排水・ガスの勾配
排水管は勾配が必要で、水が流れる角度を確保できない場所には移動できません。
ガス管や電気配線も、安全基準・法規制に沿ったルートでしか移動不可です。

② 設備同士の干渉
床下や天井内で、空調ダクトと電線、給水管などが密集している場合は、移動できる余地が限られます。

リフォーム計画時に施工業者と現地調査を行い、移動可能範囲を確認すること
これにより、「工事中に急に位置変更ができない」といったトラブルを防ぐことができます。
 

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