内装リフォーム Q&A

  • 内装材にはどんな種類がありますか?
  • 床材には、カーペット・フローリング・クッションフロア・タイル・コルクタイル・畳・石などがあります。カーペットは保温や防音の効果が高く、ウール100%のものには空気中の有害物質を取り込み浄化する作用があるとされています。フローリングには、無垢フローリング、複合フローリング、シートフローリング等の種類があります。無垢フローリングは自然な質感や木目の美しさが魅力ですが、定期的なワックス掛けなどお手入れが必要です。
    複合フローリングやシートフローリングは、防音タイプ、表面塗装や基材の工夫により、ワックス不要タイプ・抗菌加工・耐傷性・耐汚染加工など様々な加工を施した物があり、機能性に優れています。
    クッションフロアは合成樹脂系なので水に強く、水まわりに向いています。タイルや石は玄関ポーチ、浴室などに主に使われます。大理石は酸に弱いので浴室などには向きません。
    コルクタイルは断熱と保温効果があり、すべりにくいのが特徴です。弾力性・吸音性にも優れており、表面加工法により強度やデザイン性に違いがあります。
    天井・壁材には、ビニールクロス・布クロス・紙クロス・木・タイルなどがあります。ビニールクロスは、様々な色と柄があり、耐久性があり汚れても掃除がしやすく、他の内装材に比べて安価です。
    布クロスは種類が限定され、質感に柔らかさや高級感がありますが、コストは高めで、汚れがつくと落ちにくいです。紙クロスは輸入品のものが色・柄が豊富です。材料自体薄い為、下地調節に手間がかかります。木には無垢材と合板があります。タイルは主に台所や浴室の壁に使用されます。
  • 床のカーペットを貼り替えたいのですが、フローリングのほうがいいでしょうか?
  • 最近では、フローリングに貼り替えるケースが多くなっています。ダニやホコリの心配、清掃のしやすさなどでは木質フローリングのほうが優れているといえます。耐水、耐熱、防音、耐クラック、耐防汚などの特徴も色々あり種類も豊富ですが、カーペットより費用がかかります。
  • 畳は何年で取り替えが必要ですか?
  • 2年ごとの裏返しで4年の表替えが基本と言われていますが、日頃のお手入れで寿命は変わってきます。
    畳替えは、傷みが少ない場合で15年~20年位です。歩いたときにブカブカしたり、畳と畳の間にすき間ができてしまった時は取り替え時です。
  • リフォームで床暖房にできますか?
  • 大きく分けて温水式と電気式の2種類があります。温水式は、熱源はガスか電気もしくは灯油です。
    給湯器やボイラーで温水をつくり、それを床下のパイプに通しパイプから伝わる熱で床を暖める仕組みです。電気式は、床下のヒーターに電気を通し発熱させて暖房する仕組みです。一般にマンションや使用日数の少ないケースでは、電気式がおすすめです。
    リフォーム用として、ヒーターとフロアが一体となった既存フロアーの上から施工できるような商品もあります。
  • デッドスペースを利用して収納を増やしたいのですが。
  • まず挙げられるのが、小屋裏空間や階段の下などです。また、1階だけでなく、2階に設置可能な床下収納も多く種類があります。小物の収納なら、壁に埋め込むタイプの壁厚収納もおすすめです。
  • 収納家具は、造り付けとユニットではどちらがいいですか?
  • 造り付け家具は、スペースや物に合わせてピッタリと造れるのが魅力です。
    ただ、注文してから時間がかかったり、躯体に造り付けてある場合は移設ができなかったり、コストがかかったりなどのデメリットもあります。材料によって金額も大きく変わってきます。ユニット家具は、造り付け家具ほどスペースを有効活用はできませんが、工場生産品の為、品質もよく、安価、あとで買い足したりも可能です。様々な面から比較検討が必要です。