屋根・外壁リフォーム Q&A

屋根リフォーム

  • 屋根のリフォームとは、どんなことをするのですか?
  • お住まいの状態により、葺き替え、補修、塗装などを行います。瓦の状態だけではなく、下地の状態などをよく確認する必要があります。
    元々の屋根材を撤去して葺き替える場合もあれば、現在の平板スレート瓦やカラーベストなどの上に重ねて施工する「カバー工法(重ね葺き)」など、屋根材によっても様々な違いがあります。
  • どのくらいの周期でメンテナンスが必要ですか?
  • どんな種類の屋根材を使っているかによって大きく異なってきます。屋根そのものの寿命は、

    ※粘土瓦(焼き瓦)・・・20年~25年程度
    ※スレートやセメント系・・・10年~15年程度
    ※板金屋根・・・10年~15年程度

    で、その頃には表面の防水機能が衰えるため、15年ごとにお手入れが必要だと言われています。しかし、瓦そのものに問題が無くても、風雨や地震などで影響を受けた時にはメンテナンスが必要になることもあります。いずれにしても10年をすぎた頃から住まいの健康診断の屋根点検をおすすめいたします。
    ちょっとした瓦のズレから雨漏りし、規模の大きなリフォームが必要になることもありますので、ぜひ定期的なチェックを行ってください。
    ただし屋根の上に上る行為は非常に危険なため、必ずプロにご依頼ください。
  • 工事は何日くらいかかりますか?
  • プラン内容や建物の状況によって違いますが、工期は和形瓦で屋根面積が広い場合は2~3週間、一般的な屋根の広さのお宅で1週間~2週間、平板瓦の場合は4日~1週間という期間が基本です。
    現場の状況や天候によって期間が増加する場合がございますのでご了承ください。
  • 屋根の修理、自分でやっても大丈夫ですか?
  • お気持ちは分かりますが、屋根の工事は、たとえ瓦4~5枚程度の修理でも、素人にできる簡単な工事ではありません。屋根の修理は、国家資格が必要な高度な技術を必要とする仕事です。
    何かの拍子で滑落し、大ケガを負ってしまえば元も子もありません。

    ちなみに、瓦屋根の上の歩き方も知らないまま動き回ったりすれば、5~6枚で済むはずの瓦が、踏み割れなどによってかえって数が増えて、収拾がつかなくなってしまいます。
    専門の工事業者に任せるのが、きれいに仕上げる一番の安全策です。
  • どうしてプロの点検が必要なのですか?
  • まず、屋根の上は高所でとても危険だからです。
    一般的な2階建ての住宅の場合、2階の屋根は6~6.5mほどの高さがあるうえ、傾斜があります。
    慣れていない方がのぼると重大な事故につながる恐れがあります。

    また歩き方によっては瓦を踏んで割ってしまうなど、屋根材を傷つけてしまうこともあります。そういった理由から、「プロによる点検」をおすすめするのです。
    さらに、屋根材によってメンテナンスの方法も変わるため、適切なリフォームをするためにも、屋根のプロに点検、診断を依頼しましょう。
  • 見積もりをお願いしたら、必ず工事を依頼しなければいけませんか?
  • いいえ、必ずしも工事をご依頼していただく必要はございません。
    ご提案内容やお見積もりをご覧いただき、ご納得いただけた場合だけで大丈夫です。
    しつこく工事を迫ることはありませんので、ご安心ください。
  • 工事期間中、雨が降っても大丈夫ですか?
  • はい、大丈夫です。瓦などを撤去してからその日のうちに防水シートを張ります。

外壁リフォーム

  • 家はどうして塗装するのですか?
  • 建物を保護するためです。
    家を塗装するのは、カラフルな色で美観をつくりだすと同時に、壁や柱が腐食してしまうのを防ぐために行います。
    塗装されていなければ家が傷みやすいです。自然環境から建物を保護する際に、最も大きな要素となるのは塗装です。
  • なぜ壁にひび割れが起こるのでしょうか。
  • 外壁のひび割れは原因が多様で、一概に原因を即答するのは難しく、原因によっては補修程度の処理ではすまない場合もあります。原因としては、下記のようなことがあげられます。

    1.不同沈下、地盤沈下
    2.地震の揺れ
    3.躯体材の乾燥による収縮
    4.下地材の反り
    5.防水紙またはラス網の不良
    6.モルタルの施工不良(乾燥養生期間、降雨、極度な直射日光など)
    7.モルタルの凍結融解等による硬化不良
    8.モルタルの収縮
    9.材料の調合不良


    このようにさまざまなことが原因でひび割れが生じますが、その理由はひとつではなく複合的な要素が重なって生じることもあります。ひび割れが目立ってきた場合には、専門業者に相談しましょう。
  • 塗装工事を行う季節はいつ頃がよいのでしょうか。
  • 塗装で良好とされる環境基準は、気温5℃以上、湿度85%以下です。この条件を満たせれば基本的には一年中可能です。天候によって工期が延びることはありますので、依頼する時は工事期間などを確認してください。
  • 新築時と外壁や屋根の色が随分違うように思うのですがこれは塗り替え時期でしょうか?
  • 一概には言えませんが、明らかに変色している場合や、壁をさわって白いチョークのような粉が手に着いたら、塗り替えのサインです。
  • 塗る色って自分で決められるのでしょうか?またアドバイスはしてくれるのでしょうか。
  • お客様のご希望の色をお聞かせください。また、弊社スタッフによるプロ目線のご提案もさせていただきながら、ご納得のいく色を見つけましょう。
  • 外壁塗装はどのくらいの期間保たれるのですか?
  • 5年、7年、10年、15年以上...使用する塗料によって異なります。
    また施工の仕方によっても変わりますので、お客様のご予算やご要望に近い方法をご提案させていただきます。
  • なぜ水洗いが必要なのですか?
  • しっかりと汚れを取ってから塗装しないと直ぐに剥がれてしまい、長持ちしないためです。
  • 外壁塗装は見た目がそんなに気にならなければ必要ないですか?
  • 一概には言えませんが、10年毎に専門業者による診断をおすすめします。
  • 塗装がされていないように感じる箇所があるのですが。
  • お見積もりのご説明の段階で、必ず「含まれていない工事は?」と聞くことがいいでしょう。その際には、口答ではなく必ず書面で確認しましょう。
  • イメージした色と違うのですが、塗り替えは可能ですか?
  • イメージと違うだけでは、塗り替えは不可能です。色を決める前にしっかりと打ち合わせを行い、書面にも残しておきましょう。