外壁リフォームの種類
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カテゴリー:リフォームの豆知識
外壁リフォームにはいくつかの種類があり、目的や予算、建物の状態に応じて選ぶことができます。以下に主な種類を挙げてみます。
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1.外壁塗装
- ①内容: 既存の外壁に新しい塗料を塗る方法。
②目的: 外観の美しさを保つ、防水性や耐久性を向上させる。
③使用塗料:- ・アクリル塗料(安価・短寿命)
- ・シリコン塗料(コスパ良し・長寿命)
- ・フッ素塗料(高耐久・高価)
- ・無機塗料(超高耐久・非常に高価)
④メリット:- 費用が比較的安い。
- カラーバリエーションが豊富。
⑤デメリット:- 既存の外壁の劣化が激しい場合には不向き。
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2.サイディングの張り替え
- ①内容: 外壁材をすべて取り外し、新しいサイディング材を張る。
②目的: 古い外壁材の劣化を完全に解消、新しい外壁デザインに変更可能。
③使用材:- 金属系サイディング
- 窯業系サイディング
- 木質サイディング
- 樹脂系サイディング
④メリット:- 耐久性・断熱性・防音性が向上。
- 外観を大幅に変えられる。
⑤デメリット:- 費用が高め。
- 工事期間が長い。
3.カバー工法(重ね張り)
- ①内容: 既存の外壁の上から新しい外壁材を張る。
②目的: 劣化した外壁を補修せずに簡単にリフレッシュ。
③使用材:- 金属系サイディングなど軽量な素材が主流。
④メリット:- 解体作業が不要なため、工事期間が短い。
- 費用が張り替えよりも抑えられる。
⑤デメリット:- 外壁の厚みが増えるため建物の重量が増加。
- 既存の外壁が著しく劣化している場合は不向き。
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4.モルタル補修・塗り直し
- ①内容: モルタル外壁のひび割れを補修し、再度仕上げを行う。
②目的: ひび割れや欠損を修繕し、外壁を美しく保つ。
③メリット:- 元のモルタル外壁を活かせる。
- 自然な風合いを保てる。
④デメリット:- 補修だけでは防水性が十分に回復しない場合がある。
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5.タイル張り
- ①内容: 外壁にタイルを張るか、既存のタイルを補修する。
②目的: 高級感と耐久性を追求。
③メリット:- 耐久性が非常に高い。
- メンテナンスの頻度が少ない。
④デメリット:- コストが非常に高い。
- 下地の状態が悪いと施工できない。
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6.その他のリフォーム
- ・断熱外壁リフォーム: 断熱材を追加して住居の断熱性を向上。
- ・防水リフォーム: 外壁の防水性能を高めるための施工。
- ・部分補修: 劣化箇所のみを部分的に補修。
7.選ぶ際のポイント
- ・建物の状態: 劣化や損傷の程度を専門業者に診断してもらう。
- ・予算: 塗装が安価、張り替えやタイルは高価。
- ・目的: 外観の改善、防水性の向上、耐久性など、どの点を重視するかを考える。
- ・業者選び: 信頼できるリフォーム業者に相談し、複数社の見積もりを比較することが大切です。
どの方法が気になっていますか?詳細が知りたいものがあれば教えてください!