外壁の焼杉とは
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カテゴリー:リフォームの豆知識
「焼杉(やきすぎ)」は、日本の伝統的な外壁材の一つで、杉板の表面を焼いて炭化させることで、耐久性や防腐性を高めたものです。とても味わい深い見た目と機能性があり、最近では日本だけでなく海外でも人気があります。
■ 焼杉の特徴
- 1.耐久性が高い
焼くことで表面が炭化し、水や害虫(シロアリなど)に強くなります。うまく施工すれば、30~50年以上もつことも! -
2.防腐・防虫効果
炭化層が自然な防腐・防虫バリアになり、薬品を使わずに長持ちさせることができます。 -
3.メンテナンスが少ない
自然素材なので多少の経年変化はありますが、定期的な塗装や防腐剤の塗布はあまり必要ありません。 -
4.自然で美しい見た目
黒く焼かれた木目は、独特の美しさがあります。モダンな家にも和風の家にも合います。
■ 作り方(基本的な工程)
昔ながらの方法だと「三角焼き」と呼ばれる技法があります。
- 1.杉板を3枚三角柱のように組んで、煙突状にします。
- 2.下から火をつけて内部を焼きます。
- 3.表面が均一に炭化したら水で消火。
- 4.ブラシなどで煤を落とし、必要に応じて表面を仕上げる。
※ 現代では工場で焼いた「焼杉板」を購入することも可能。
■ メリットとデメリット
- メリット
・長持ちする
・防虫・防腐性が高い
・メンテナンスが少ない
・自然素材で環境にやさしい
- デメリット
・炭が落ちて服が汚れることも
・最初は独特の匂いがある
・焼き具合にムラが出ることがある
・入手や加工がやや手間
■焼杉が使われる場所
・住宅の外壁
・フェンス
・ガレージや小屋
・店舗のファサード
・室内のアクセント壁(炭落ちしにくいタイプ)




