火災保険や地震保険を使ってリフォームすることは、基本的にはできません。
ただし、保険の対象となる損害が発生した場合（例えば火災や地震による損傷）、保険金を使って修理や復旧を行うことができます。
これには以下のような条件があります。

1.火災保険
火災による損害が発生した場合、その修理費用に対して保険金が支払われます。
しかし、通常はリフォーム目的の費用ではなく、火災によって壊れた部分を元の状態に戻すための費用が対象となります。

2.地震保険
地震による損害があった場合、修理や復旧に関する費用が保険金で賄われます。
ただし、保険金が支払われるのは地震によって直接的な被害を受けた部分に限られるため、リフォームのように自己の意図で行う変更や改善には適用されません。

保険を利用した修理や復旧には、損害の内容を確認する必要があり、保険会社による査定が行われることが一般的です。
リフォームを目的とする場合は、別途リフォーム費用を自己負担で賄う必要があります。